うるし、うるわし

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越前の漆をいただいた。はじめてみる塗りと模様。そして質感。越前の漆に触れるのは始めてだ。説明書きに「河和田塗り」とあった。

調べてみると、福井県に河和田という場所があり、そこで作られている漆のことらしい。昔は漆と言えば椀だったが、明治以降、盆や重箱、菓子箱、花器などさまざまなものが河和田一帯で作られるようになり、そのころから河和田塗りと呼ばれるようになったそうだ。

我が家の漆を集めてみた。

2012年7月に生活公房にておこなわれた「くらし・うるし・研究室」に参加して以来、我が家に漆が集まってきている。輪島キリモトの椀、浄法寺塗りの椀、会津塗の箸…。

漆はこうして塗られたあとも、生きているという。使い込むほど水分を含んで、つやっとぷっくりしてくるそうだ。

漆は自然の塗料だ。漆の木からしぼりとられた漆は、煮詰められ、塗料になる。そして何重にも塗られ、乾燥した漆には、人はかぶれない。

(佐々木真由子)

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