能登・輪島へ

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白米千枚田(輪島市)

輪島に行ってきました。

毎年夏に、世田谷文化生活情報センター「生活工房」で開催されるワークショップ「くらし・うるし・研究室」が今年で3回目となり、ここでしっかりと輪島塗について、輪島塗の生まれる能登について、取材してこようというのが目的でした。

能登をぐるりと回ってまず感動したのは、町並み。昔ながらの建築を大切に残していて、目にする家のほとんどが伝統的な建築様式にのっとって立てられていました。その建物は、今の暮らしをするにも無理がないように見え、きっとこれからも長く保たれてゆくんだろうなぁと感じられました。こういう景色が日本にあったなんて! ずっと眺めていたくなるような景色でした。

輪島では、漆塗りの床や柱を使った民宿に泊まりました。朝ご飯はやはり漆器でいただく。漆器でいただくと、素朴なおかずのひとつひとつが特別に感じられます。輪島市内ではギャラリーや美術館をめぐり、輪島塗について出会う人に教えていただきながら、しっかりと学ぶことができました。

輪島は曇りの日が一年の三分の一ある、と言われているそうです。そしてそれが、漆器を作るのには好都合とか。漆器は自然の素材から作られていますが、どんな自然環境で作るかというのも、できばえに大きく関わっているようです。

輪島や能登を訪問することができて、これからは、漆器の向こうにすばらしい景色や潮風が感じられそうです。ワークショップに参加する子どもたちに、あらためて何を伝えることができるか、しっかりと考えてみたいと思います。

(佐々木真由子)

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