春の渡りの前には

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アトリ 1月20日ころ撮影

朝の散歩でみかけたアトリの群れ。
ふっくらとしたすがたに、胸の黄色が鮮やか。小さな鳥ですが、双眼鏡でながめると、うっとりするほどのうつくしさですね。

アトリは冬鳥で、繁殖地はユーラシア大陸の森(亜寒帯針葉樹林)だそうです。日本に渡来する群れの大きさは年によって変動があって、それには北方の餌の量が影響しているのだとか…。
この冬はどうなんでしょうか。写真の群れは、20〜30羽ほどでした。

手元の文庫本『野鳥ガイド』(中村登流、光文社文庫)では、「スズメ大の鳥、形もよく似ている。雄はなかなかの色彩をしていて春先の渡りの前にはつやが出て来て美しい」とありました。

つや、は渡りに向けて脂肪をたくさんたくわえるからかな…などと考えながら、もうすこし暖かくなったら、じっくり絵を描いてみようか、と思いました。

鳥たちもまた、季節のめぐりを鮮やかに知らせてくれます。

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( 佐々木光 )

参考:
『山渓カラー名鑑 野鳥』山と渓谷社
『野鳥ガイド 村里へ高原へ山頂へ水辺へ』中村登流=著、光文社文庫

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