シジュウカラの巣立ち(動画)


今年もシジュウカラが、事務所の巣箱に巣をかけました。
5/20にそのヒナたちが巣立っていった様子を撮影し、youtubeでアップしてみました。動画の長さは7分ほど。ひな2匹が飛び立つ様子が確認できます。

東京・武蔵野にあるわたしたちの事務所の場合、例年だいたい、3月の末から4月中旬あたりに親鳥が巣箱に出入りするようになります。今年はおそらく、4月末ごろに抱卵をはじめ、5月連休ごろにはヒナたち生まれていたはずです。

この2週間強のあいだ、親鳥は毎日毎日、ヒナの餌となる青虫などを運びつづけていました。餌を与えてから5分も経たずに戻ってくることもあり、その回数たるやきっとすごい数です。
写真家の海野和男さんは、シジュウカラのなかまヒガラについて、「一日に150回、雌雄あわせて300回近くもえさを運んでいるのを観察したことがある†」と書かれていました。
とにかくあたりにたくさん虫がいなきゃだめですね。
いやむしろ、鳥たちがいなくなったら虫だらけになっちゃうんじゃないか、と思わせられます。

飛び立ったヒナたちは、すぐ近くの木々に飛びつき、ビービーとよく通る大きな声を張りあげていました。その強い声を出すエネルギーも、風のなか空を飛ぶまわるエネルギーも、みな自分の内側からつくりださなければいけないのだから、それはもうたくさん食べなくては。

巣立ったヒナたち、もうしばらくは親鳥と一緒に生活を続けるようです。

(佐々木光)

†『自然観察12ケ月 昆虫・植物・鳥』岩波ジュニア新書71、海野和男 編著

参考:参考親鳥が餌をはこんでいる様子(45秒)。5月18日ごろ。親鳥が一度出て行って、もう一度来るまでの時間は短縮しています。

 

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