五浦美術館

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常磐線を北上し、茨城県天心記念五浦(いづら)美術館に行ってきました。内藤廣さんの静かなうつくしい建築でした。

中に、東京都の美術館ではなかなか見ない規模の、広い展示室があります。特別展の「松田哲男」展のうち、滝の巨大絵画がここに展示されています。その常識を逸した大きさと、絵から伝わる強いエネルギーの迫力に、私たちはただただ圧倒されました。

松田哲男の日本画は、油絵と似たリッチな奥行きと質感があって、どれだけ眺めても見飽きません。初期の作品には日本の山を描いたものが多く、それは、実際に山にこもり、木の一本一本に触れながら描いたといいます。それらの絵は見たことのないうつくしさで、格別の良さがあります。

美術館のあと、東日本大震災後に作られた展望台まで行ってみました。

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再建された、岡倉天心が建てた六角堂(赤い木造の建物)や、木に埋もれるように立つ内藤さんの建築が見えます。

常磐線で東京から4時間ほど。すこし遠いけれど、途中の田んぼの景色が美しく、道中飽きることはありません。お気に入りの美術館の1つとなりました。(sitka)

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